人生に無駄だったことは一つもない!全てはつながっているのです!


穀蔵院ひょっと斎です。

 

私の自論で、

人生に無駄だったことは一つもない

というものがあるのですが、

今まで自分がやってきたことというのは、

一見関係が無いようなことでも、

全てつながっています。

 

仕事であれ、遊びであれ、恋愛であれ、

自分の経験したことは

全てつながっていて、

無駄だったことというのは

一つもないのだと言えます。

 

今でこそ、

スマホやパソコンは誰でも持っていて、

インターネットがある生活が普通になりましたが、

もともと、

パソコンを使って仕事をする、

というようなことに縁遠い

環境にあった私が、

今こうやって、

インターネットビジネスをして

メールマガジンを書いているのも

全てそれまでの経験であったり、

経緯があったからこそ

この境地にたどり着いたのであって、

やはり、全てつながっているのだと思います。

 

このことについて

たまたま読んでいた本に

面白い話が書いてあったので

シェアしたいと思います。

 


伝説の雀鬼、桜井章一氏の著書

「そんなこと、気にするな」より抜粋

 

「宿命」と「運命」のちがい

人生には、何をやってもうまくいかないときがある。

そんな時、人は自分の「運命」を呪ったり、

「宿命」だとあきらめたりする。

「家が裕福だったら、こんなことにはならないのに…」

とか、

「まあ、こういう結果になるのも、宿命だな」

などと嘆いたりする。

「運命」とは、「宿命」とは何だろう。

 

「宿命」と「運命」のちがいを論じる前に、

ひとつ、あなたに紹介したい話がある。

知り合いから聞いた話だ。

 

主人公は、町のスーパーのレジ係の女性だ。

 

彼女は、

「この仕事は自分に合わない」という理由で

これまで何回も職場を辞めた。

転職というと聞こえはいいが、

ある意味、わがままな生き方をしていたため、

最終的にはパートで

スーパーのレジ係になったという女性だ。

レジと言っても、今の商品にバーコードをかざす形式とは異なり、

昔のレジは、数字の書かれた金額のボタンを打ち込むタイプだった。

したがって、忙しくなればなるほど、

指の先が痛くなってしまう。

そのうえ、毎日続く単純作業に飽き飽きしたこともあって、

彼女はこの仕事をやめ

荷物をまとめて故郷に帰ろうと思い立った。

 

押入れを整理すると、

東京に出てきたときに持ってきた

ケースの中から、

小学生時代に自分が書いた作文が出てきた。

 

読み始めて涙があふれてきた。

なぜなら、そこにはとっくの昔にあきらめた

ピアニストになりたい

という子供の頃の夢が書かれていたからだ。

 

小学生の頃、彼女は一生懸命レッスンし、

鍵盤を見なくても勝手に指が動くほど、

さまざまな曲を弾きこなせていた。

(そうだ、私、ピアニストになりたかったのだ!)

 

彼女は、当時の純粋な気持ちを思い出し、

「ピアノを弾く気持ちで、レジ打ちを極めてみよう」

と思い、

もう一度荷物をほどき、職場に戻った。

 

それからは、なぜかレジ打ちが楽しくなった。

声には出さないが、

心の中でショパンの曲が流れてきた。

それに合わせて、指も楽しそうに動いた。

 

「はい、153円、232円がふたつ、74円が3個…」

リズミカルに指が動く。

 

あるとき、「今日はとても忙しい」と感じる日があった。

自分の担当するレジに長い列ができている。

店内アナウンスが流れた。

「大変混み合い申し訳ございません。

 どうぞ、空いてるレジにお並びくださいませ」

あたりを見回してみると、

ほかのレジには客がほとんど並んでいない。

これはどうしたことだろうと疑問に思いながらも、

長蛇の列を少しでも緩和しようと

彼女は必死にレジを打ち続けた。

 

その状況を見ていた店長が、

お客さんに向かって

「どうぞ、ほかのレジにお並びください」

と声を張り上げた。

 

その時、彼女のレジに並ぶ客のひとりが

店長にこう言った。

「ほっといてよ!私はあのレジの人の指先を見るのが好きなのよ。

 できたら、ちょっと話したいくらいなのよ」

 

その言葉を聞いて、彼女は感極まり、泣き出してしまった。

 

このレジの女性は、その後

パートから社員になり、

レジの研修担当にまで昇格したという。

彼女は自らの手で運命を変えたのだ。

 

 

どうでしょうか?

 

荷物をまとめて故郷に帰ろうと、

たまたま見つけた小学生時代の作文が

ターニングポイントとなって、

「将来ピアニストになる!」と、

一生懸命レッスンに打ち込んでいた経験が

レジ打ちに活かされ、楽しみを見出し、

「ピアノを弾くようにレジを打つ」という

斬新なレジの打ち方を創り出し、

自分の天職を見つけた。

というお話です。

 

あの作文が、

つまらないと思っていた

レジ打ちの仕事と、

熱心に打ち込んできたピアノという

一見関係ないように見える両者を、

電車が連結するように

「ガチッ」と、つなげたのです。

 

人生に無駄だったことは一つもない

全てはつながっているのです。

 

一見、つながりが無いように思えても、

考え方、見る視点を変えれば

ピアノとレジのお話のように、

「ガチッ」と、つながるものなのです。

 

そして、何事も

真剣に取り組んだことであれば、

「無駄」だったということは一つもないのです。

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