天才は、その時代には中々
受入れられないのが世の常である…
今回は、読めば「へー!!」となる、
オーストリアの天才科学者
ニコラ・テスラのお話です。
1856年オーストリア帝国生まれ。
交流電磁誘導の原理を発見した
発明家。
1880年、在学中に
交流電磁誘導の原理を発見する。
ちなみに、
電力消費が少ない交流方式、
現代はこちらが主流です。
アメリカに渡り
当時すでに有名であった、
エジソンの電力会社に勤務する。
■ 直流と交流との確執
当時、直流電流による
電力事業を展開していたエジソンに対し
交流電力による電力事業を推奨する
テスラとの間に確執が生まれる。
これにより1年ほどでエジソンの会社をやめる。
エジソンは
「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」
と説き、このエジソンの発言趣旨は
「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄である」という、
極端に言うならば努力の否定(逆に言うと発想・天才の賛美)
に近いものであった。
直流方式を推奨し、
利益第一主義者で発明品はビジネスの商品とした。
ニコラ・ステラは
「天才とは99%の努力とそれを超える1%のひらめきである」
と説く。
上のエジソンの言葉を皮肉って言ったと言われており
努力が無駄といってるように聞こえるが、
当のテスラ本人はかなりの研究熱心な努力家で
エジソンの工場に勤めていた頃は、
毎朝10時半から翌朝5時まで
研究改良・製作に打ち込み続けた努力家であり、
エジソンが「貴様にはかなわない」と言ったと伝わるほど。
見方によって色々な取り方ができますが、
私の解釈では、
「ダイアモンドも磨かなければただの石ころ」で
まず1%のひらめきがあって
99%努力し100の成功を創る。
といったところでしょうかね。
■世界システム
ワイヤレスで世界の人々に電気を送るシステム。
世界システムは出力を上げれば、
この地球さえもリンゴを割るように真っ二つに割ることができる
と言っていたそうです。
もちろん、世界システムは兵器として
生み出されたわけではありません。
1896年、テスラは、アインシュタインの統一場理論と、
他のエネルギーを組み合わせ、「フリーエネルギー」を定義しました。
燃料などを使用せずに発電を行うのを「フリーエネルギー」と言います。
「世界中の人が、どこでも
フリーエネルギーを使えるようにするべきだ。」
「電力はどこにでも無限にあり世界中の機械を、
石炭や石油、ガスなど使わずに動かすことができる。」
そして、世界中に、人体にも調和して無害な
このクリーン・エネルギーを無線で、送電しようとしたのです。
■テスラコイル
巨大エネルギー発生装置
掃除機、洗濯機、ドライヤーも
テスラコイルを元に作られた。
テスラの研究資料は
アメリカ軍とFBIが持ち帰り、
宇宙事業、軍事兵器の開発を行なっているという。
■不思議な力を持つ
テスラには姉が2人、妹が1人、そして兄が1人いた。
兄のデンは、7歳の時既に天才と呼ばれる程、
秀でた能力の持主で、テスラ自身、
「兄デンは生物学的に説明する事が出来ない程、
稀にみる天才的知性を持っていた」
と述べている。
「テスラ以上の神童」と呼ばれた兄デンは、
12歳の時に事故で亡くなってしまう。
デンの死は幼かったテスラに強い衝撃を与え、
彼の潜在意識に深い影響を及しました。
この頃から幻覚を見るようになる。
「少年時代、私は幻影に悩まされた。
それはしばしば強烈な閃光と共に現れた。
それが現れると、視野の中に現実の物体は失せ、
思考や行動も妨げられるのだった。
それらの幻影は、かって私が実際に見た事のある物や
景色であり、決して私が想像したものではなかった。
ある言葉が私に発せられると、
その言葉が喚起するイメージがいきいきと私の脳裏に映り、
時として、そのイメージが現実のものかそうでないのか、
私自身、見分ける事が出来なくなる事があった」
この不思議な現象が彼の発明に大いに役立ったと言われる。
まるで兄デンの魂と二人三脚で発明しているかのように。
何かをアイディアが閃いた時、
それを具体化するのに図面もモデルも実験も無しに、
目の前にありありと思い描く事が出来たという。
また、
「公園を歌いながら散歩しつつ思考しており、
なにか閃いたらしく、とんぼ返りをした。」
と当時の目撃者が記録している。
まさに絵にかいたような天才気質の持ち主である。
ニコラ・テスラは、お金のためでなく純粋に
世界にフリーエネルギーを提供したかった。
しかし、電力利権に絡んだ連中が、フリーエネルギー技術を潰し
ニコラ・テスラの名を、葬り去った。
■謎に包まれた彼の死
1943年ニコラ・テスラはこの世を去りました。
彼はホテルの一室で死亡したと、
報じられていますが、
友人や家族は、彼が道路を横断していた時に
黒いリムジンに轢かれ、その後テスラの体は
ホテルの部屋に戻されたと主張しています。
軍による暗殺だったのか。
これはアメリカ軍部が、
テスラ・コイルを兵器に利用しようと
目論んでおり、テスラを取り込み、
アメリカ海軍による「フィラデルフィア実験」の
総指揮を執らせていた。
しかし、テスラはこの実験が、
人体及び精神に甚大な被害を与える。
このまま実験を続けても、人命を保障できないとして、
軍に直訴したが、却下される。
1942年、ついに総指揮の座から身を引いてしまう。
そして
テスラが、フィラデルフィア実験を含め
彼の発明が原因となる被害を説明するために
アメリカ合衆国大統領に会うことになっていた
2日前の1943年1月7日、
人知れずホテルで息を引き取ったとされている。
テスラの遺体が葬儀場へ運ばれると
突如FBIの捜査官達がこの部屋に乱入したのである。
彼等は部屋を厳重に捜査し、
複雑な数式や図面が描かれた書類の一切を抜取った。
そして再び影も残さずに立去ったのである。
現在、このテスラの発明を基に地震兵器を含め、
気象災害をコントロールできる兵器は
すでに開発済みと言われています。
信じるも信じないもあなた次第…。
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