※今日のブログは、語調を変えていますが、
ただ単に“気分”です、意味は特にありません。
私は今、
「日本人の品格」という一冊の本を読んでいる。
著者は渡辺昇一氏。
渡部昇一 著
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タイトルに惹かれて
パラパラと目次をみてみると
一目で「いい本」だということが分かった。
・ 武士道の精神
・ 神道
・ 皇室
・ 道徳観、教育勅語
どうやら私の思想とマッチしていそうだ。
読み始めると、すぐに面白い発見があった。
なのでさっそくシェアしようと筆(キーボード)をとった。
「日本人から、品格が失われつつあると言われます。」
「品格を保つために最も必要なものはなにか。
私は、誇り、プライドだと思う。
品格というものは、“プライドある人間の行為”を指します。」
<中略>
「プライドを持つことが、すなわち品格のある人間を
形づくる核になると言えるでしょう」
冒頭から、間違いない!と思わせることが書かれていました。
で、ここから、
「では、日本人としてのプライドを持ち続けるためには
何が必要か。
まず、日本がこれまでどのような歴史を歩み、その中で
どのような人々を生み出してきたのかを知ることが大切です。」
という流れで日本の歴史の件へ入っていくのですが、
著者の渡部氏は、「文化」と「文明」の違いについて
たいへん こだわっておられます。
氏曰く、文明と文化の違いについて、
「文化というものは、どちらかと言えば狭く
ローカルなニュアンスがあり、
文明とは、もっと広く、普遍性にウエイトを置いたものだと言うこと
ができると思います。」
とあります。
ウィキペデイアで調べると
文明は、人間が創り出した高度な文化あるいは社会を包括的に指す。
とある。
文化とは精神的なもの、民族などの集団が築き上げてきた
価値観や思想のことで、それを含めた大枠、大きな社会のことを
文明というのだと思う。
だからこそ、氏は文明にこだわっているのであろう。
「日本文化」という方がなじみが深いが、
本当はもっと大きな文明だったのだと。
これを誇らずしてどうするかと。
そういう意味でこだわっておられることだと思う。
試しにこの「文明」のウィキペディアのリンクを見てもらいたい。
⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%98%8E
メソポタミア文明やインダス文明といった
聞いたことある文明の中に
しっかりと「日本文明」と書かれている。
我々は「日本はすでに文明だったのだ」ということに
気づかねばならない!
その上で、「日本文化」と言ってるんだと
理解しなければならないのである。
外国の学者たちにより、日本は東洋の小さな島ではなく
偉大な文明だと結論付けられ、世界中に広まっていった。
『文明の衝突』を書いたサミュエル・ハンチントンは、世界の文明を
西欧文明、イスラム文明、シナ文明など8つに分類しており、
シナ大陸の東側は朝鮮半島までがシナ文明圏だとし、
日本はシナ文明圏とは切り離された独立した
ひとつの文明圏として捉えています。
そして、ほかの文明圏では1つの文明の中にさまざまな国があり、
多様な民族や言語が入り混じっている。
ところが、日本文明には日本人しかいません。
これは大変注目すべきことだ。
と書いてあります。
朝鮮半島までは、明らかにシナ文明、儒教文化。
その中に朝鮮文化もあれば揚子江文化もあるかもしれませんが、
朝鮮半島までは一つの文明圏です。
ところが、玄界灘を隔てた日本は、どうしてもそこにはいらない。
それはなぜか?
日本文明の核である、
「皇室」と「神社」があるからです。
ここからは「皇室」や「神社」、「神話」の話になってきますので
この記事は、いったんここで切りあげます。
また私のブログでも少しずつ書いていきますが、
「皇室」や「神話」といった話を
詳しく勉強したい方は、竹田恒泰先生の本を読むと分かりやすいです。
竹田恒泰 著
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神社については以前の記事、
にも面白いことを少し書いてますので、
そちらも是非読んでみてください。
さて、私は続きを読むとします。