孫子の兵法より
「爵禄 (しゃくろく) 百金 (ひゃくきん) を愛 (おし )みて
敵の情を知らざる者は、丌仁 (ふじん) の至りなり」
【解説】
百金の恩賞や費用を出し惜しみ、
敵の情報を知ろうとしないのは、愚の骨頂だということ。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
というように、
孫子の戦法は情報分析に基づく確実な勝利です。
そう考えると、国や国民を守るために、
いかなる手段も使ってでも情報を集めなければならない!
ということです。
特に戦争のような人の生死、国家の存亡にかかわる
事態を左右する情報に対し、金銭を惜しんでどうするのだ!
ということを説いています。
【ネットビジネス風に言うと…】
成功している者は、
必ず、情報収集に一定のコストをかけている。
例えば、企業でも
優秀な企業であればあるほど
情報収集するためのコストを惜しまない。
孫子で言う、
国家や国民は、会社や社員にあたりますね。
我々ネットビジネスをやっている者も
有料メルマガ、ニュース、アプリ、
ツール等を購入し、
日々、情報収集に励んでいる。
戦争で言うと、個人であれば、
ゲリラ戦でしか勝ち目はない。
ということは、
特に情報を知っておかなければ
勝ち目はないということ。
よって、ここに使うお金を
惜しむ者は、大きくなれないのである。
穀蔵院ひょっと斎