穀蔵院ひょっと斎です。
先日、おばあちゃんの
お墓参りに行ってきました。
今の俺は
こーでな、あーでな、
と自分の近況を伝え、
手を合わせて帰ったのですが、
お墓の前でおばあちゃんと
会話している、
そんな気分になりました。
その帰りしに ふと、
「すべてを合理的に考える人って
お墓に向かって語りかける(まあ心の中でですが)
という行為をどう感じるのかな?」
と思いました。
石に向かって話して
一体何の意味があるのか、
時間の無駄だ。と考えるのでしょうかね?
お墓という物があるからこそ
目には見えない魂を感じやすくなる、
イメージしやすくなる。
あの世とこの世をつないでる役割が
あるんだな~と思いました。
神社仏閣もそうでしょう。
人間が他の動物と決定的に違うのは
その想像する力にあります。
人間の脳の大半は
力を発揮しないまま
眠っているといいますが、
その隠れた力の90%近くが
イマジネーションであると
私は考えています。
例えば、「念」や「虫の知らせ」、
いわゆる「テレパシー」などの
科学を超越した能力ではないか。
そしてそれは、想像力を働かせ、
「信じる」という
ところから始まるのではないか。
そう考えているのです。
これはすなわち、
精神世界であるとも言えるでしょう。
精神世界や、スピリチュアルと聞くと
どうしてもオカルトくさく
聞こえる人もいますが、
そういったことを飲み込める人は、
目に見えることしか信じられないリアリスト達よりも
強くなれるし、世界も広がるのです。
インターネットビジネスもそうです。
わかりやすい例で言えば、
ネットのヴァーチャルな世界に
店を出すということが想像できなかった人は、
ECショップ(ネット通販)という
戦略を取り入れることができずに
時代の波に乗り遅れたことでしょう。
想像力=創造力なのです。
P.S
私が小6の時に
おばあちゃんは亡くなったのですが、
お墓の前で手を合わせ、色々と報告していると
小学校6年の、あの時の俺に
タイムスリップしたような
そんな感覚になりました。
そして大好きだったおばあちゃんに
「立派な漢になるしな!上から見といてや!!」
と約束しました。
この世での行い、ってーのは
あの世で再び会う人達への土産話、
なのかもしれませんね。