二代目ビットコ斎です。
今回もビットコインについて
さらに掘り下げて話していきます。
ビットコインによく似たもので、
『電子マネー』というものがあります。
スイカやイコカ、Yahooマネーに楽天Edy
などがありますね。
これらはウォレットなどにお金を
チャージすることで、
カードやWEB上で現金の代わりに
支払いができるという仮想マネーです。
実体がない仮想のマネーなので
仮想マネーです。
したがって、これらも
仮想通貨という大きな括りの中に
含められることもあります。
ビットコインなどとは
また別ですので、やはりビットコインは
暗号通貨とよぶほうが正しく思います。
では、両者の違いはどこにあるのか、
ということですが、
まず、ビットコインは世界共通であるということ。
電子マネーと同じようにビットコインで
支払いができるというところが増えてきました。
その際、電子マネーは国内の、
限られた企業内でしか使えないですが、
ビットコインは、
ビットコインでの決済ができるお店であれば
どこの国であろうと使用可能です。
だから今は海外旅行での需要が
高いんじゃないかな~なんて思います。
現金をたくさん持っていかなくても
イザとなればビットコインで
支払いができるのですからね。
ビックカメラや丸井でも
ビットコイン決済ができるようにしたのは
国内向けよりも、海外の、
たとえば中国人爆買いなんかに向けて
導入してきたのではないかと推測できます。
さらに世界に目を向けると、
送金の問題というのがあります。
日本から外国へ送金(振込み)するとなると、
手数料がかなり高かったり、
時間も、一週間とか
ものすごくかかりますし、
銀行の営業時間もあります。
ビットコインでは
この問題を全て解消できます。
送金手数料は格安で、
送金してから着金までの時間は
約10分。24時間送金できます。
電子マネーよりも
より現金に近いものと言えるのです。
インターネットを使って、
その特性を活かしたWEB決済システム、
世界的なWEBマネーを構築しようというのが
サトシ・ナカモト氏が考えた
ビットコイン構想だったのでしょう。
この構想を設計して、
実際に動き始めたことは
とてつもないことではありますが、
よくよく考えると
突拍子もないこと、というわけではないです。
電子マネーもそうですが、
実際、国内での振込なんかを
考えてみても
現金がただちに移動しているわけではなく、
A口座からB口座へお金が移動しましたよ、
と通帳に記載されていくだけですよね。
それが通帳なのかデジタルの画面なのか、
ただそれだけのことだと考えれば
仕組みは分かりやすいのではないでしょうか。
もちろん、そのビットコインに
価値をもたせる、流通させるというのが
尋常じゃなく難しいことではありますが、
仕組みを捉えるには簡単かと思います。
それの世界で通じるバージョン
という認識で間違いないです。
それがビットコインです。
もっと私たちに重要なことは
「投資の対象である」ということですね。
電子マネーは対円がベースになっていて
変動することはありませんが、
ビットコイン含む暗号通貨は
常時その価格が変動しています。
だからこそ、投資対象になるわけなのですが、
その大きな理由は
次回の記事で。